4歳息子が、すねてしまった本当の理由
息子はもうイヤイヤ期ではありません。
でもまだ小さいので、
思い通りにいかないときや傷ついたとき、
かたくなに拗ねたり、泣いて部屋の片隅にうずくまることがあります。
その中でも、今日はちょっとおもしろい発見をしたので、共有したいと思いました。
イヤイヤ期真っ最中や、その前後の時期のお子さまにも、なにかの参考になるかもしれません。
ご飯だというのに、片隅にうずくまって泣いている・・
4歳息子がすねてしまいました。
ご飯も食べないで口もきかず泣いています。

しばらくそっとしておいて、食事が終わった頃、背中をさすりながら、どうしたのかきいてみました。
初めは口をきいてくれず、
「こぼしちゃったから泣いてるの?」とか
「怒られちゃったから?」とか
思いつく理由を聞いていましたが、どれも首を振ります。
うーん…じゃあどうして泣いてるの?
あとでわかった、子どもの本音とは⁉
あれこれ聞いても、ずっと身じろぎもせず泣いているので、
「じゃあ、どうして泣いているの?」
「教えてくれない?」
と聞いてみました。
しばらくして、やっと気持ちを話してくれました。
「お姉ちゃんが片付けちゃったんだよ…」
と言ったかと思うと、世にもかなしそうにふぇ〜んと泣き始めました。

自分でこぼしたものは、自分で片付けたかったんです。
片付けられるのに、全部やられてしまった、
そこが彼なりのプライドを傷つけたのでしょう。
そこが彼なりのプライドを傷つけたのでしょう。
4歳なりに、『後始末ができる自分』になりたかったんです。
自分の思いを話すことができた息子は、その後ふぇ~ん…とかわいくしゃくりあげながらひと泣きしたあと、
ぐいっと涙をぬぐって立ち上がり、
輝くような笑顔をみせてくれました。

「ごはんたべる」
そういうと、自分でご飯をよそりに行きました!
『親の思い』とちがう所に、子どもの『本当の思い』がある
親が思う理由と、なんとかけ離れていたことか!
7人育てていても、本当に毎回驚かされます。
子どもの話を受けとめることの難しさと、受けとめた時の見事な変化。
子どもは、自分が正しく認められたら、自分の足で立ち上がることができるんだと、改めて思わされました。
ここで、
「ほ~~ら、おやつあるよ」とか
「早く食べてゲームやろうよ」
などと言わなくてよかった~~(^^;)
お子さまのイヤイヤ期の接し方への、何かのヒントになったらうれしいです♪