赤ちゃんが誕生したとき、あなたはどんな気分だったでしょうか。
赤ちゃんが誕生したとき、あなたはどんな気分だったでしょうか?
『涙が出るほど感動した!』
『緊急の手術だったので、怖かった』
『意外と、平常心だった(笑)』
など、様々かもしれません。
赤ちゃんは、きっと育児の苦労なんて吹き飛んでしまうくらい、愛おしくてたまらないでしょう。
でも時には、愛おしさ以外の気持ちがこみ上げることもあるのではないでしょうか。
✓いくらあやしても泣き止まない
✓抱っこじゃないと寝ない
✓何時間もギャン泣き・・
そんなことが続くと
可愛いと思えなくなったり
なんだか涙が止まらなくなったり
イライラして叩きたくなったり・・・
そんな思いが湧いてくるかもしれません。
そう思ってしまうことは母親失格なのでしょうか。
私は、そうは思いません。
最初は誰もが初心者のママです。
新しい生命を預かって、しっかり育てようと思うからこそ、苦しさや切なさも湧いてくるのではないでしょうか。
でも、出産も育児も、本当は尊いことで、とっても楽しいものです。
その楽しさや喜びを感じられずに、苦しみ続けるのはとても残念なことだと思います。
そこで、そんなママに向けて、
赤ちゃんとつながりを感じながら、一緒に幸せを育てていく『ぺったりんこ抱っこ』を軸にしたふれあい育児法をお届けしています。
夜泣き、ギャン泣きに苦しんだ子育て
私は、7人の子どもがいます。
子どもが大好きですし、できることなら、あと2~3人欲しいです♪(笑)
では、私が最初から育児が上手で、困ったことがなかったかといえば、そんなことは全くありません。
私も、初めての育児に奮闘し、悩みながらやってきました。
うまくいったこともありますが、後悔しかないこともあります。
ギャン泣きのわが子をどうにもできず、ひたすら抱っこをして寝かせつける日々もありました。
やっと寝たと思ってベッドに寝せると「うわっ」と泣く・・
そのうち、
ほおっておくことが『余裕ある親の姿』だとばかり思いこみ、
気にしない風をよそおっていたことも。
泣き声の響きに心を閉ざしていたあの時の気持ちを思い出すと、今でも胸が痛いです。
実は、私が本当の意味での『ふれあい』の効果を知ったのは、そのずっと後のことです。
赤ちゃん期は、人間への基本的信頼感と、自己肯定感を培う大切な時期であり、そのために絶対的に必要なのは、ふれあいであり、愛着です。
ですが、私自身はふれあいの薄い中で、育ちました。
私の両親は、赤ちゃんのうちから自立をさせようと思って育ててくれたのです。
『親の愛情をもっと感じたかった』という思いを持っていた私は、
自分の子どもには、たくさんのふれあいと愛を届けたいと思っていました。
それなのに・・
ふれあうことは大切だと身をもって知っていたはずなのに、私の育児は、体だけのふれあいで、心をつなげるものにはなっていなかったんです。
『心がつながっているか』は、計測できるものではありません。
でも私の中の何かが、「なんかへんだぞ」って言っていました。
私自身が、母とのつながりを感じない中で育っているため、わが子とつながっていないことに気が付くのに、時間がかかりました。
子どもは、全身全霊でギャン泣きすることや、目を合わせないことを通して、それを私にうったえていたのです。
私が、『ぺったりんこ抱っこ』をおすすめする理由
その後たくさんの学びを通して、抱っこをはじめとする『体と心のふれあい』が、親子の心を近づけ、寄り添わせることができることを確信するに至りました。
『ぺったりんこ』と私が読んでいるのは、文字通り、体がぺったりする抱っこのことですが、『からだ』がぺったりするには、『こころ』が安心していなければできません。
『こころ』と『からだ』が安心感に包まれていてはじめて、ぺったりんこ抱っこができるし、それができると、こころが温かく包まれ、愛着をしみじみと感じやすいのです。
赤ちゃんと一体化したような、深いつながりを感じることができ、赤ちゃんの反応がわかりやすくなったり、赤ちゃんの気持ちをくみとれるようになってきます。
不思議に、赤ちゃんも落ち着いて、よく寝るようになったり、意味の分からない泣きや、落ち着かない様子がおさまることもあります。
本来、子育ては幸せで楽しいものです。
わが子との付き合い方がわかり、わが子がますます愛おしく感じられる、そんな子育てをサポートしたい。
自分が苦しみながらも、7人の子育てのなかで体得してきたものが、これからのママ達のお役にたてるのなら、こんなうれしいことはありません。
当相談室の3つのこだわり
1・育児で真っ先に身に付けたいのは『抱っこ』です
赤ちゃんが生まれたら、何より先にするのは抱っこ。
肌のふれあいをとおして、赤ちゃんは安心して愛着と信頼を深め、
安心して眠り、この社会に順応していきます。
ふれあいの最もわかりやすいカタチであり、ふれる事をとおして感情のやり取りができるから、心をつなぐのにとっても重要な役割をはたすと考えています。
2・マンツーマンにこだわっています
同じように見えるお悩みも、じつはそれぞれ背景が違います。
赤ちゃんの性質も違えば、ママの心のありようも違いますので、必ずマンツーマンでお話をお聞きすることにしています。
3 赤ちゃんもママも、幸せを感じられる育児を大切にしています
赤ちゃんのために、ママの幸せが犠牲にならない関係を大切にしたいと考えています。
子育てって、楽ではありませんよね。命への責任もあるし、寝不足にはなるし、実際に大変なものです。
でも、大人として赤ちゃんのためにたくさん頑張ることはあっても、その生活のなかに、赤ちゃんとの絆を感じて愛おしく幸せだ、と思える瞬間があったら、その子育ては、幸せなものになるのではないでしょうか。
岡島 春江
子育てアドバイザー
抱っことおんぶの専門家ベビーウェアリングアドバイザー®
元産婦人科看護師
性教育認定講師
お届けしているサービス
◎抱っこ・おんぶのご相談(ベビーラップ・スリング体験)
赤ちゃんをママの手の内に抱っこしてあげられるのは、生後1年ほどの限られた時間です。
その時間が、赤ちゃんにとってもママにとっても宝物になるよう、抱っこを見直してみませんか?
心に残るママとのふれあいの時間は、きっと一生の財産になることでしょう。
ママにとっても、お子さんとのつながりを実感でき、子育てのベースとなる、基本的信頼関係をつむぐ一助になることと思います。
つながり実感!抱っこ、おんぶのご相談