赤ちゃんにとってのリラックスとは・・?
おくるみ講座に来てくださったママさん、
「こんなに包んじゃって大丈夫・・?」とびっくりされることが多いんですね。
苦しくない?
動けないよ・・
いのちより大切な赤ちゃんだもの、
心配されるお気持ち、わかります。
でも赤ちゃんは、大人の体とちょっと違う。
私たちがベッドに大の字になって
「はあ~リラックスできるわーー」とはならないのです。
赤ちゃんと大人では体の特徴が違う
赤ちゃんは子宮の中で丸まって育ちます。
そもそも、その姿勢がラクな骨格になっています。
骨が軟骨だらけだったり、骨盤がおなか側に傾いていたり。
背骨のS字カーブもまだありません。
つまり、背中を丸くして
骨盤が傾いているので、自然とひざを胸につけるような恰好になります。
そして股関節のはまりが浅くはずれやすい特徴があります。
だから生まれてしばらくは
子宮の中にいた時のように手足を縮めて丸くなった姿勢が
安心感をもたらすのです。
おくるみで手足を縮めた状態でぴったりとくるんであげると
まるで子宮のやわらかな壁の中にいた時のように体が安定して
赤ちゃんは落ち着くのです。
さて、
おくるみで巻いた赤ちゃんは、その場でコテン♡
そのままぐっすり寝てしまいました。
おくるみはいつまでやるの?
新生児期から数か月のあいだは役に立つおくるみ。
いつまで使ったらいいの?
という声もお聞きします。
特にきまりは無いんですよ♡
赤ちゃんも十人十色。
一般的には、妊娠第4期と呼ばれる生後数か月は
おくるみで巻いたり、ベビーラップでくるんで抱っこしたり
妊娠期のように過ごしたらいいと
海外ではそのように言われています。
そう考えると、3か月前後くらいが一つの目安になるのかなーと思っています。
そんなおくるみの使い方や
新生児期のタッチケアをお伝えしている講座はこちら。
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